治療コンセプト・治療費

治療コンセプト・治療費

矯正治療を始める時期は?

矯正治療を始めなければならない年令は、その不正の状態によって違います。
つまり、一人一人で違っている訳ですから、一概に何歳からと答える事は出来ません。
実際には、その状態を放置すると将来は更に悪くなる、あるいは、歯や歯肉に悪い影響を与える可能性がある場合等は、早く治療を始める事が必要です。
具体的には、上顎と下顎の位置のバランスが悪い受け口や、出っ歯で噛み合わせが深い場合、開咬(前歯が噛み合わない)の場合等は、早く(5、6歳)に不正を治しておかないと将来ますます悪くなってしまいます。
あまり悪くなった場合には、治らない事もありますし、手術をしなければならない等、治す為の条件が非常に悪くなってしまうでしょう。
これに対し、乱杭歯の様な不正では、治療が遅くなってからでも大丈夫です。
患者さん一人一人についての詳しい事は、検査を充分行なってからでないと、はっきりお答えする事は出来ません。

治療期間は?

矯正治療は、長い期間を要します。
短い場合でも2〜3年、長い場合には8〜9年かかる事もあります。
その違いは勿論、不正の程度によりますが、早く治療を始めた場合でも、ほとんどの人が治療を終えるのは成長が一段落し、永久歯の噛み合わせが出来上がる14〜15歳になる為です。
早く治療を始めれば早く終わるとは、必ずしも言えません。
では、” 遅く治療を始めれば、短い期間ですむのではないか。 “と お考えになるかも知れません。
でも、先程記した様に 早く治療を始めなければいけない不正を放っておくと ますます悪くなるので、早いうちに処置しておかなければならない場合もあるのです。
早く治療を始めた場合でも、通算では長くなっても、実際に治療をしている期間は3年位いです。

通院について

矯正治療では、治療の為に毎日通うと言う事はありません。
3〜4週間に一回ですから、ほぼ、月に一回です。

レントゲン

最初に詳しい検査をしてから治療が始まります

患者さんの不正の程度により治り方が違いますし、使用する装置も違って来ます。
発育の状態もチェックしなければならず、これらの事については、検査後に詳しくお話し致します。
治療が始まってから、年に一度の割合で、レントゲンを撮って、発育や歯の動き等を調べていきます。
しばらく経つと、前歯の噛み合わせ等の 見かけが随分良くなってきます。
しかし、それで治療が終わりではないので、中途で勝手に治療を止めると、安定していない歯は後戻りします。
ですから、治療は必ず最後まで続けなければなりません。

ブラケット

装置について

普通に使われるのは、バンドあるいはブラケット装置です。
歯に金属の薄い帯をまいた物に ブラケットや、チューブと言った物がついたり、ブラケットを直接歯に接着した装置を使います。
これに細い針金を使って、その弾力により、歯を少しずつ動かし、針金を月に一度、交換又は再調節して行く為に通院する事になります。
この装置は、自分で取り外したりする事は出来ませんし、装置をつけたままで食べたり、話をしたり、歯を磨いたりしなければなりません。
装置をつけている間は、口を開けば人に見えます。
この他、下顎につける装置(チンキャップ)等も、用いる事があります。
これらの装置をつけている間は、装置を壊さない様に 充分気を付けなければなりませんし、歯は磨き難いですが良く磨く事も必要です。

治療費はいくら?

矯正治療費については、口唇口蓋裂の患者さん以外の方は、保険の給付がありませんが、医療費は税金の医療費控除を受ける事が出来ます。
毎年、2〜3月の税金の申告期に 前の年に支払った医療費を申告すれば、払った税金の一部を 払い戻してもらう事が可能です。
この医療費は、家族全員の分を一つに出来ますし、通院の為の交通費等も含まれます。( 詳しくは、別紙「医療費控除について」をご覧下さい。)

○ 初診料      3,000円+消費税
○ レントゲン代   20,000円+消費税
○ 検査診断料    20,000円+消費税

○ 矯正料(基本)
<乳歯が残っている場合の矯正料>
■Ⅰ期治療 300,000円〜350,000円+消費税
■Ⅱ期治療 300,000円〜350,000円+消費税

<永久歯の矯正料>
■400,000円〜800,000円+消費税
矯正料は難易度により差があります。治療が長期になる場合は
Ⅰ期Ⅱ期と2回に分けて治療を行います。

○ 調節料(毎回)  5,000円+消費税
○ 再診断料     20,000円+消費税


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